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【在庫増加のシグナルあり&成約数減少傾向】ふじふじ太の湾岸マンション市場分析レポート⑬(2022年12月第1週)

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
ふじふじ太です!

最初少しだけ告知です!
湾岸マンション価格ナビと株式会社ケイズワンの共同サービスとして、新たな売却の新サービスをリリースいたしました。

詳細は以下の通りです。

【売却検討中の方へ】ケイズワン×湾ナビのオーダーメイド売却サービス始めました!7つのサービスメニューとは?【湾ナビ会員限定サービス】


売主さんにとっても買主さんにとっても満足度の高い取引を実現するために考えたサービスです。

単に手数料を減額することや、査定額をふかして媒介を誘致するようなやり方ではなく、どうすればより売主さん・買主さん双方の満足度を上げられるかという視点から複数の施策を考えました。


根本の考え方として、買主さんが満足するからこそ物件も高く売れるものだと思っております。
相応のサービスなしに物件だけ高く売るというのはなかなか難しいですので、高く売却をするためには売主さんのご協力が必要不可欠であり、準備こそ重要です!


まだまだ駆け出しのサービスですので、これからも効果的な施策をどんどん考えていきたいと思います!


【ミクロ経済学の定説】
「在庫が増えれば価格は下がり、在庫が減れば価格は上がる」

【ふじふじ太の考え】
湾岸エリアの在庫状況を追うことで、直近の価格を予想できるかも!?ということで、毎週在庫状況を発信しております。



<湾岸エリア供給数推移表 2022年11月28日更新(過去4週平均比)>

豊洲:-2.30%
晴海:5.22%
東雲:4.50%
勝どき・月島:0.24%
有明:3.95%

合計:1.97%



結論としては、「成約が減り在庫上昇傾向」となっております。


先週については、成約数の減少が目立ち、在庫が上昇傾向となるシグナルが出ました。

これから繁忙期に入っていくタイミングですが、全体的な動きとしては鈍く見えます。

在庫数としては1.97%上昇と上昇幅としては大きめですが、今後繁忙期に向けた様子見の時期なだけかもしれません。

なぜかというと、現場では申込の動きが活発になっているからです。
現場の感覚としては、同じマンション内であったとしても、売れる物件とそうでない物件がはっきり分かれてきているように感じます。
少々割安感のある部屋や、高くても相応の際立つ強みがあるお部屋はすぐに売れておりますが、そうでない物件が少々埋もれてきているようです。

または、2LDKの在庫は多いのものの、3LDKの在庫となると急に紹介できる物件が少なくなります。
コロナ禍で部屋数を重視する方が増え、3LDKの人気が高まっているようです。

逆に言うと、2LDKの在庫が少々だぶついているので、2LDKでOKという方は今は購入のチャンスです。


直近の動きを見ると、申込有りのお部屋が増えてきている印象で、今週以降からは成約数が伸びていく可能性が高そうです。


価格の頭打ち感は否めないものの、繁忙期に向けて全体成約がどのくらい伸びていくか注目です。



供給数全体は「ほぼ横ばいの踊り場」でありますが売手市場が継続しているため、今後の3ヶ月先の湾岸不動産の取引価格も基本的には横ばい~微増で推移すると思われます。