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湾岸エリアの賃料が上昇中!?

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!

ふじふじ太です!

僕は売買だけでなく、賃貸営業もしている。

最近、豊洲エリアで賃貸営業をしていて、すごく感じることがある。

①在庫が少ない

②賃料が高い

の2つです。

特に豊洲5丁目・6丁目の在庫が特に少ないと感じる。

スカイズについては募集物件が0件。(2018年12月7日現在某業者流通サイトより)

1,110戸も戸数がある中での0件!!

2年前では考えられなかった。

当時は一年中複数戸募集があったのに。

参考までに、その他の豊洲エリアの分譲タワーマンションの賃貸募集数は下記の通りです。

ベイズタワー&ガーデン:2件

パークホームズ豊洲ザレジデンス:1件

アーバンドックパークシティ豊洲:4件

シティタワーズ豊洲ザシンボル:2件

シティタワーズ豊洲ザツイン:5件

ザトヨスタワー:2件

豊洲シエルタワー(分譲部屋):0件

(2018年12月7日現在 某業者流通サイトより参照)

上記からもわかるように、とにかく今豊洲エリアの在庫が急減している。

売却物件数も減少してはいるが、それよりもさらに賃貸物件数の減少が著しい。

つまりどうなるか。

需要と供給の関係で、賃料が上昇するのは必然である。

豊洲に住みたいという需要は変わらず多いからである。

最近都心部で営業をしている先輩とも話しをしたが、港区の芝浦の方のタワーマンションでも同じ現象が起きているという。

賃料は値上げしても、募集すれば決まるという。

どのくらい賃料が上がっているか。

わかりやすいように具体的な例を出してみる。

豊洲エリアの某タワーマンションは、1年半前、67㎡の2LDKで賃料23万円前後が相場であった。

だが今月の成約はというと。。

54㎡の1LDKで23.5万円で決まっている。

ちなみに今なら67㎡のお部屋であれば26万円前後が相場になってくる。

つまり、この一年ちょっとで相場が10%以上上昇したということになる。

しかも引き続き募集が少ない状況が続き、さらにこれから繁忙期を迎えてくるので、より需要と供給の乖離が大きくなると予想される。

現在も各マンション内で、次々と成約単価最高記録が更新されているが、これからどこまで記録が更新されていくのだろうか。

個人的な予想・見解だが、来春がオリンピック前年の繁忙期となるので、賃貸についてはそこが一旦頂点となるような気もしている。

なぜかというと。

購入希望者については、オリンピックが近いからという理由で実需で購入する方は少ない、というかほとんどいない。

一方、賃貸希望者はオリンピックを近くで感じたいというニーズも多い。

オリンピックが終わるまでは豊洲・有明・東雲に住んでいたいという声は多数ある。

さらに、一旦湾岸に賃貸で住んで、オリンピック後の相場を見てから購入したいという方も多い。

よってオリンピックが終わった後に引越しを希望する人は、持ち家の方ではなく賃貸で住んでいる方なのではないだろうか。

そこに供給が生まれてくるので、賃料の上昇にストップがかかってくる気がする。

比較的安定収入と言われている不動産賃料収入ではあるが、ここ数年の値動きには大注目だ!