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【在庫は下げ止まりの横ばい傾向】ふじふじ太の湾岸マンション市場分析レポート⑧(2022年10月最終週)

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
ふじふじ太です!

さて、いよいよ11月に入ります。
来年の繁忙期に向けて売却を開始される方もだんだん増えてきそうですね。

11月には個人的にセミナー(座談会)やラジオ出演を控えているということもあり、諸々資料作成であったり、情報を整理しているところです。

セミナーの詳細は以下の通りですので、よろしければ是非ご参加ください。

【第二回セミナー告知(懇親会付)】
テーマ:マンションの賢い買い方、売り方どうやるの?
日時:11月18日 18:30~
場所:築地コワーキングスペースMONZ SPACE
参加方法:オンライン(無料)、リアル(有料)どちらでも可

オンライン希望者はこちら
https://monzspaceevent.peatix.com/

リアルと懇親会希望者はこちら
https://monzspacerealevent.peatix.com/



今回のセミナーでは主に「より良い売却の方法」について詳しく掘り下げていこうと思っております。

売却を検討されている方は「なるべく高く売りたい!」と多くの方が思っていると思います。
買主さんに値下がりリスク、金利上昇リスクを背負わせたくないから安く売ってあげたいという仏のような人はいないと思います。

大前提として「中古マンション」という商品は、その特性上マーケティングの効果が出にくいもので、価格は時期とタイミングに左右されることが多く、「これをすれば高く売れる!」という完全無欠の戦略というものはなかなか難しいのですが、その中でもどうすれば少しでも高く売却できるのかという点について、私自身今回のセミナーを機に立ち止まって色々考えてみました。

そうすると、今のデジタル化社会ならではの施策や新しい技術の応用で、売却活動においてプラスになるであろうサービスが複数あるなということに気付きました。


そんなこんなで今私が考えるより良い売却について、他プレゼンター及び参加者の皆さんと意見交換をしながら、お伝えしていければと思います。
今ご売却をご検討されている方のご期待に沿えるような内容にできればと思いますので、是非ご参加下さい。



【ミクロ経済学の定説】
「在庫が増えれば価格は下がり、在庫が減れば価格は上がる」

【ふじふじ太の考え】
湾岸エリアの在庫状況を追うことで、直近の価格を予想できるかも!?ということで、毎週在庫状況を発信しております。



<湾岸エリア供給数推移表 2022年10月31日更新(過去4週平均比)>

豊洲:2.81%
晴海:1.37%
東雲:5.56%
勝どき・月島:0.72%
有明:-3.37%

合計:+1.19%



結論としては、「在庫は下げ止まりの横ばい傾向」です。


先週、7週間ぶりに湾岸エリアの在庫が上昇に転じ、そこから2週連続で在庫は上昇傾向にあります。
アットホームのデータによると、首都圏全体の既存マンション価格の上昇は停滞してきおり、高止まりの様相となっております。

今までは過去の相場よりも高く募集してもそれが決まっていたという流れでしたが、その変わり目を迎えてきているようですので、もちろん個別差あるものの相場よりも高い物件が決まりにくくなった結果、在庫が上昇に転じてきていると考えます。

今までのように過去の相場より高く売却できるのが当たり前という目線から、少しハードルを下げた方が良い場面に感じます。


引き続き、市場・相場動向をウォッチしていきますので、購入戦略・売却戦略のご参考にしてください。

供給数全体は「ほぼ横ばい」であるため、今後の数ヶ月先の湾岸不動産の取引価格も基本的には横ばいで推移すると思われます。