こんにちは!
湾岸マンション価格ナビのふじふじ太です!
本日は東雲キャナルコート内に立地する三菱地所レジデンス分譲のタワーマンション、Wコンフォートタワーズのマーケットレポートという形で最新の成約状況や価格について詳しくお伝えしていければと思いますので、よろしくお願いいたします。
Wコンフォートタワーズは、東雲キャナルコート内で一番最初に建設された分譲マンションで、最も駅近、最も南側立地に建っており、東雲キャナルコート内では一番立地が良い場所にあると言っても過言ではございません。
イースト・ウエストと2棟あり、それぞれデザインのコンセプトが異なりますが、この二棟の取引単価差はほとんどありませんので、今回の動画では二棟まとめた形でデータを纏めております。
動画解説はこちら!
<<Wコンフォートタワーズの価格は上がっていますか?>>
はい、そうですね、結論上がっております。
こちらのグラフを一緒にご覧頂きたいのですが、こちらのグラフは2020年と2021年の成約単価の推移となっております。
結果を見ると、2020年~2021年での上昇率は25.5%となっており、築年数が15年以上経過しているマンションにも関わらず、この上昇率はすごいと思います。
キャナルコート内の類似した築15年前後の物件の上昇率はここまで高くありませんので。
グラフを見ると成約坪単価270万円近い水準まで上昇していきていることがわかります。
Wコンフォートタワーズが、築年が古くなってきても人気を維持している理由はいくつかあって、
立地の優位性であるとか、スケールメリットがあるとか、共用部が2棟で共有できるとか、
大規模修繕が終わって外観もきれいになってヴィンテージマンション感が出ているとか色々あるものの、
個人的には、広いお部屋をそれなりに安く買えることができたという点が大きかったと思います。
まさに時代のニーズにあっているというか、最近の成約をみても80㎡~100㎡前後の成約がほとんどですし、なかなか湾岸で100㎡近い物件を探そうとしても難しいんですよね。
最近の新築マンションもあまり広い部屋を作らない傾向にありますので。
その中でこちらのWコンは、100㎡近い物件も多く、より広いお部屋に住み替えたいというニーズの受け皿になったマンションであっため、人気が高まったと考察しております。
<<現在の売り出し状況はどう?>>
はい、現在2022年6月時点の売り出し数は11件程度で、募集数自体は平均並みです。
大体年間通して10件~15件くらい募集が出ておりますね。
むしろ今はちょっと少ないかなというところです。
驚くべきは平均の募集物件の広さですが、平均で101㎡でした。
こんなに広いお部屋ばかり募集をしているマンションはなかなかないですよね。
一方で、募集の平均単価が338万円なので、成約水準よりかなり強気で募集をしているお部屋が多くなっております。
その要因としては、100㎡超えという希少性と、さらに半分以上が40階以上の高層階のお部屋の募集で、さらにリフォーム済みの物件も多くなっているので、特に募集単価が高くなっておりますね。
<<今買うならいくらくらいが妥当ですか?>>
はい、成約単価のばらつきがかなりあるものの、今の取引単価のボリュームゾーンとしましては坪単価250万円~270万円くらいになるかと思います。
85㎡・3LDK・中層階で大体6,000万円台中盤くらいの水準ですね。
一般的には広くなるほど坪単価が安くなる傾向がありますが、100㎡を超えると希少価値が高いので、もちろん階数や室内の状況にもよりますが、あまり単価が安くなっていないという傾向がありますね。
Wコンについては個別性が高いので、単価だけでなく一件一件丁寧に募集条件をチェックしてご検討されるとよろしいかと思います。
詳しくは個別相談の方も行っておりますので、いつでもお問い合わせお待ちしております。