こんにちは!
ふじふじ太です!
今年もありがとうございました!
今年最後の「湾岸マンション市場分析レポート」となります。
来年以降も読者様のお役に立てるように、価格に直結する需給バランスのデータを毎週公開していきますので、是非ご参考にして下さい!
来年は大きな動きが見られるかも!?
【ミクロ経済学の定説】
「在庫が増えれば価格は下がり、在庫が減れば価格は上がる」
【ふじふじ太の考え】
湾岸エリアの在庫状況を追うことで、直近の価格を予想できるかも!?ということで、毎週在庫状況を発信しております。
<湾岸エリア供給数推移表 2022年12月19日更新(過去4週平均比)>
豊洲:-0.43%
晴海:-1.92%
東雲:2.61%
勝どき・月島:-6.17%
有明:-2.70%
合計:-2.06%
<湾岸エリア成約数推移表 2022年12月19日更新(過去4週平均比)>
結論としては、「引き続き在庫減少傾向&成約数増加傾向」となっております。
在庫数は引き続き低迷しております。
昨年度の動きを参考にするのであれば、これから来年の繁忙期に向けて在庫が増えてくる可能性もございますが、来年は湾岸エリアで大規模な新築の引渡しがないため、昨年と同じような在庫数の増加はあまり期待できません。
さらに、来年の初旬でいよいよ新築・晴海フラッグの販売が終了すると思われるため、晴海フラッグの抽選がはずれた実需層が近隣中古物件の購入に動き出す可能性が高いです。
そうなると、需給バランス的には、来年の繁忙期辺りは需要増加・供給減少という構造になるため、あまり価格が下がるイメージが湧いてきません。
また、現状の成約数も大きく落ち込むことなく、むしろ直近は増加傾向となっております。
2024年問題による在庫増加を期待するのはまだ早く、おそらく在庫が増えてくるのは来年の秋以降なのではないかと予想しております。
現状のお住まいに不満がなく賃料も安く抑えられているという方は、2024年以降で在庫が増えてきたタイミングで探し始めるという選択肢もありですが、短期的な価格の動きを気にすることより、自分に気に入る物件が出るか出ないかというポイントで物件を探されることをお勧めいたします。
もし今自分に気に入る物件の募集があるのであれば、迷わず購入をされることをお勧めいたします。
供給数全体として「ほぼ横ばい傾向が継続」という結果となり、売手市場が継続しているため、今後の3ヶ月先の湾岸不動産の取引価格は横ばい~微増する可能性が高いと思われます。