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【湾岸マーケットレポート(2022年6月)】パークタワー晴海【ふじふじ太解説・晴海エリア】

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
湾岸マンション価格ナビのふじふじ太です!

本日は晴海エリアのディズニーランド風のタワーマンション、パークタワー晴海について、マーケットレポートという形で最新の成約状況や価格について詳しくお伝えしていければと思いますので、よろしくお願いいたいます。



動画でも解説しておりますので、お好みのメディアでご覧ください!

パークタワー晴海と言えば、あのオリエンタルランドがデザインの監修をしたことで有名なタワマンですね!
共用部のデザインやネーミングなんかは、完全にディズニーランドのそれです。

トレジャーテラス
グランデッキ
オーナーズリビング
天空キャビン




質問①:パークタワー晴海の価格は上がってますか?



はい、そうですね、結論あまり上がっておらず、横ばいという傾向でした。
こちらのグラフを一緒にご覧頂きたいのですが、こちらのグラフは2020年と2021年の成約単価の推移となっております。


結果を見ると、2020年~2021年での上昇率は0.7%ですので、ほぼ横ばいですね。


こう見ると、2020年の初めの方ですでに坪単価400万円オーバーの成約も多く、かなり高単価で取引されておりましたね。
その時期の成約を調べてみたら、南東の角部屋であったり、高層階の成約がちょうど重なっていたので、平均の成約単価が高くなってしまったという影響もあると思います。

緊急事態宣言明け以降は少々価格が下がっている感じがありますが、2021年5月以降からまた坪単価400万越えの成約が増えだしたという流れになっております。

ほぼ横ばいとはいっても、今の成約平均単価は400万円を超えておりますので、それこそ勝どきザタワーと同じくらいの取引単価と考えると十分すごいですよね。

途中一時的に取引が落ち着いてしまった原因はというと、やはり新築・晴海フラッグの影響は大きかったと思います。


2020年~2021年の初夏までは、晴海フラッグがどうなるのか、いつ販売開始されて、いくらで募集されるのか不明で、かなりそわそわしてましたよね。

2019年当初の販売価格の水準のままで募集するのか、いやいやまさかねと、さすがに値上げするでしょと思いきや、値上げせずに販売開始が決定した時は驚きと歓喜と悲鳴でしたね。

パークタワー晴海やクロノ・ティアロは、立地条件的にも晴海フラッグと比較されやすかったので、どうしても晴海フラッグの安さに惹かれてしまいますよね。



ただ、それでも晴海エリアの中古は一定の需要があり、晴海フラッグの販売価格に引っ張られて価格が下がらなかったのは、晴海フラッグは良くも悪くも非常に特徴的な物件であるという点と、晴海フラッグは人気過ぎて抽選倍率があまりにも高すぎて、雲の上のような存在になってしまって、当たる気がしないという点で検討を諦め、すぐに買える中古を選ぶ方も多かったという結果だと思います。




質問②:現在の売り出し状況はどう?



はい、現在2022年6月時点の売り出し数は23件程度ですので、数自体は多いですが例年通りといったところです。
まだ築浅と言うこともあるので取引が活発に行われており、通年通して20件前後の売り出しがある状況です。

今の売り出しの平均坪単価は445万円ですので、引き続き強気な募集が継続している状況です。

そして相変わらず晴海フラッグは市場を壊すくらい安い坪単価で販売が継続しているので、晴海2丁目エリアはなかなか上値が重い展開が継続していきそうです。



質問③:今買うならいくらくらいが妥当ですか?



はい、今の取引単価のボリュームゾーンとしましては、坪単価400万円~420万円くらいになるかと思います。
73㎡・3LDK・中層階で大体9000万円前後くらいの水準ですね。

パークタワー晴海については在庫が特別増えているという傾向もないので、すぐすぐ価格が下がるという感じはなさすです。

気に入ったお部屋があれば交渉前提でGOですね!


パークタワー晴海の場合は、前建リスクのない運河ビューの南側と東側が特に人気でして、南側と東側は特に高単価で成約になる傾向がありますね。

パークタワー晴海南向きの眺望





本日は以上となります。
ご講読頂き有難う御座いました!