湾岸エリアのトレンド情報やコラムをお届け 湾岸マンションラボ

湾岸マンション
価格ナビ

マンション売却の適正募集価格とは

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

湾岸エリアの中古マンションはほとんどの事例において、新築価格よりも現在の成約価格が高いという現象が起きております。
この10年間で、湾岸エリアの再開発が進み都心に近い住宅地としての認知が進んだこと、 2013年9月に東京オリンピックが決まったことと、 そして大規模な金融緩和で住宅ローン金利が低下したことが要因として挙げられます。

一方で、物件の価格上昇に伴い、売却希望物件数も著しく増加し、湾岸エリアでは供給の方が多い状況です。

物件価格が上昇局面では、不動産会社の助言もあり、売主様方も強気な価格設定で募集をするケースが多くなります。
それによって、実際の成約価格と募集価格が大きく乖離してしまい、売主様の想定以上に募集が長引くことはよくございます。
しかし、湾岸エリアにおいては価格上昇局面は終了し、現在は踊り場つまり停滞の局面に変わってきていることを 最前線にいるものの正直な肌感覚として感じております。 (強気な不動産仲介店が多い中で、実際に上記の肌感覚をお客様の前で正直に口に出すことは大変勇気がいることですが・・・)

売却募集をするときの物件価格を決める重要なポイントは、周辺の募集価格ではなく、実際の成約価格を参考にして下さい。
例えば、同じ間取りの売却募集価格と比較して、自分の物件も同じくらいで売却できるだろうと考えるのはとても危険です。
募集価格はsuumoなどでわかるものの、成約価格は一般的に公開されていません。
が、 本メルマガで今週の成約価格を配信しておりますので丹念に追っていけば、実際の相場が把握できるはずです。

正しい成約価格を理解した上で、戦略的に強気の募集をすることと、 間違った相場の認識で募集を続けることでは、 結果的に売主様へかかる不安やストレスは大きく変わってきます。

今後募集を検討されている方や、募集が想定以上に長期化している方は、今一度マンションの実際の成約価格の観点から、募集価格を再検討された方がよろしいかもしれません。
メルマガをご購読の皆様で、募集が長期化されて不安になられているお客様がいらっしゃいましたらセカンドオピニオン的アドバイスも可能です。

弊社の方は、もちろん実際の成約価格を基にした無料査定・売却戦略のアドバイスを行っております。
ご希望の方はこのメールへの返信などにて、お気軽にご用命下さいませ。

メルマガを毎週ご覧になっている皆様、 湾岸エリアで「売りたい」「買いたい」「貸したい」「借りたい」等のご要望ありましたら、ぜひ豊洲シエルタワー1F「湾岸中古マンション価格ナビ」店舗にお越しください。 従業員一同お待ち申し上げております。