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BRTの運行で価値が高まるマンション

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
ふじふじ太です!

ついに都心と臨海部を結ぶ高速バス、BRTの事業計画が発表されました。
延び延びとなって計画もついに佳境を迎えてきた感じです。

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/brt/pdf/keikaku_01.pdf

2020年度からプレ運行が開始し、2022年度から本格運行開始の計画とのこと。
運行ルートは最初は2系統から始め、最終的には構想路線も含めると5系統のルートなります。

運行が開始すれば近隣マンションの交通利便性も向上することから、インフラがより整うという意味で、下記マンション価値の向上に繋がると考えます。

■勝どき停留所
ザトウキョウタワーズ・勝どきザタワー他、主に勝どき5丁目、6丁目のマンション

■選手村・晴海三丁目停留所
ドゥトゥール・晴海テラス・晴海レジデンス

■晴海二丁目停留所
ザ・パークハウス晴海タワーズクロノレジデンス・ティアロレジデンス

■市場前駅停留所
スカイズタワー&ガーデン・ベイズタワー&ガーデン

■有明テニスの森・国際展示場停留所
有明1丁目エリア全般

■豊洲駅停留所
豊洲3,4,5丁目エリア全般

上記より、停留所がないという意味で東雲・月島エリアを除くと、湾岸エリアのマンションにとって大きく利便性が向上する大変ありがたい交通機関です。

特に、都心へのアクセスが課題であった「有明エリア」、駅からの距離が課題であった「晴海エリア」、駅の混雑が課題であった「勝どきエリア」が、より大きな恩恵がありそうです。
この中でも特に全部の車両が止まる勝どき停留所に近くなるトウキョウタワーズと勝どきザ・タワーの恩恵は計り知れません。

現在の中古価格の相場はすでにBRTの恩恵を織り込み済みですが、より計画が具体化し期待値を上回れば、より湾岸エリアの需要は高まるのではないかと予想しております。

「輸送力」と「快適性」の部分が心配ですが、最終的にピーク時で1時間20便、つまり3分に1本バスが来ると考えれば、かなり本数は多いのではないかと思います。

今後また鶴の一声もなく、開発が予定通りに進むことを祈ります。