こんにちは!
ふじふじ太です!
2023年1月第4週の湾岸マンション市況レポートです。
結論としては、「在庫数は微増&成約数は減少傾向」となっております。
データにおいてはまだ大きな兆候は読み取れないものの、直近1週間は動きが鈍くなってきたなと現場の肌感として感じております。
繁忙期であるにも関わらず、お問合せの総数や案内希望数はあまり多くないなと。
正確に言うと、お部屋によって問い合わせ数が全然違うという印象です。
相場に近い、または人気の物件は相変わらず複数案内も入り成約しておりますが、そうでない物件はピタッと動きがありません。
コロナ禍の始まりの際もそうでしたが、このように書くとすぐに暴落だと騒ぎ立てる人がいるのですが、まだそのフェーズにはありません。
なぜなら、今募集している湾岸中古タワマンは成約相場より大幅に高値で募集をしている物件が大半を占めているためです。
動きが鈍いのは単純に高すぎるというだけかもしれません。
あまり売り急いでいない売主さんも多いためでしょう。
今までのイケイケの市況では、それでも需要が追い付いてきたのですが、金利不安もあり少々予算や将来をより固く見積もる方が増えてきた印象です。
今後考えられることとすれば、まずは売り急いでいる売主さんから値下げが増えて、成約相場に近づけて募集をする売主さんが増えていく可能性がありますね。
それでも売れなくなってから、成約相場は下がり始めるというイメージです。
供給数全体として「ほぼ横ばい傾向が継続」という結果となり、まだまだ売手市場が継続しているため、今後の3ヶ月先の湾岸不動産の取引価格は横ばい~微増する可能性が高いと思われます。
詳しくは以下市況データをご覧ください。
【ミクロ経済学の定説】
「在庫が増えれば価格は下がり、在庫が減れば価格は上がる」
【ふじふじ太の考え】
湾岸エリアの在庫状況を追うことで、直近の価格を予想できるかも!?ということで、毎週在庫状況を発信しております。
<湾岸エリア供給数推移表 2023年1月16日更新(過去4週平均比)>
豊洲:3.58%
晴海:-2.00%
東雲:-0.43%
勝どき・月島:2.59%
有明:9.19%
合計:+2.63%
<湾岸エリア成約数推移表 2023年1月16日更新(過去4週平均比)>