こんにちは!
ふじふじ太です!
直近1週間のトピックと言えば、湾岸不動産とは特に関係ありませんが「仮想通貨市場のリーマンショック」と言われるFTXの破綻が最も衝撃的なニュースでした。
国内不動産と仮想通貨はそこまで大きな関係はないとは思うものの、このようなショッキングな出来事があると、連鎖的に銀行等の金融市場にも影響があるのではないかと少々不安になりますよね。
国内不動産価格が下がる時は、国内の金利が上がる時であると思っておりますが、それ以外にもリーマンショックのような世界的な金融市場の崩壊や地政学リスクによっても日本の不動産価格が影響を受けることがありますので、今回の仮想通貨の出来事も決して対岸の火事とは言えないのかなと思っております。
今回の出来事が今後どのように影響を及ぼしていくのかが気になります。
【ミクロ経済学の定説】
「在庫が増えれば価格は下がり、在庫が減れば価格は上がる」
【ふじふじ太の考え】
湾岸エリアの在庫状況を追うことで、直近の価格を予想できるかも!?ということで、毎週在庫状況を発信しております。
<湾岸エリア供給数推移表 2022年11月14日更新(過去4週平均比)>
豊洲:-1.20%
晴海:1.79%
東雲:-1.82%
勝どき・月島:-0.47%
有明:0.00%
合計:-0.21%
結論としては、「在庫は変わらず横ばい」です。
全体で見ると需要と供給が拮抗している状況が継続しております。
成約数全体も決して少なくないので、活発に取引が行われている状況と言えます。
すぐに売れる物件と売れない物件の差がある状況で、全体的には売り手市場ということで成約水準よりも強気な募集が継続している状況ですが、その中でもライバル物件達よりも少々割安感を出して募集して早めに決めようとする売主さんも増えてきた印象です。
今まではこれからまだ価格が上がっていくかもという期待感が強かったですが、最近は不穏なニュースも多く、そろそろ相場に頭打ち感が出てきたと判断をされる方が増えてきたという背景もあるのでしょう。
これから購入をされる方にとってはご決断に勇気がいるタイミングかもしれませんが、個人的には価格が大幅に下がっていく(金利が急上昇していく)とも思えないので、ご自身のライフプランと相談をしながら、あまり無理をしすぎないご予算設定で購入をご検討されるとよろしいかと思います。
引き続き、市場・相場動向をウォッチしていきますので、購入戦略・売却戦略のご参考にしてください。
供給数全体は「ほぼ横ばいの踊り場」であるため、今後の数ヶ月先の湾岸不動産の取引価格も基本的には横ばいで推移すると思われます。