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【有明エリア大幅在庫減】ふじふじ太の湾岸マンション市場分析レポート⑤(2022年10月2週目)

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
ふじふじ太です!

本日はスポーツの日ですね!
祝日も関係なく、今週(2022年10月2週目)もいつものように湾岸エリアの在庫状況をレポートしていきます!

日経新聞に取材内容が掲載された際、「湾岸エリアは取引が活発で経済市況に敏感である」と表現されておりました。
私もまさに同感ですので、最新のリアルなデータをこれからもいち早くお届けしていければと思います。
日経は有料ですが、こちらのコラムは無料です!

ということで、まずは下記表をご覧下さい。

【ミクロ経済学の定説】
「在庫が増えれば価格は下がり、在庫が減れば価格は上がる」

【ふじふじ太の考え】
湾岸エリアの在庫状況を追うことで、直近の価格を予想できるかも!?ということで、毎週在庫状況を発信しております。



<湾岸エリア供給数推移表 2022年10月10日更新(過去4週平均比)>

豊洲:1.02%
晴海:-1.15%
東雲:-1.85%
勝どき・月島:-0.97%
有明:-12.37%

合計:-2.89%



結論ですが、先週は「在庫減少傾向」となっております。

全体で約3%在庫が減少しており、在庫減少速度が加速したようにも見えます。

特に在庫減少が著しかったエリアは「有明エリア」となります。
なんと1週間で全体の1割以上も在庫が減りました。
成約数も大変多かったです。

今までのコラムでも触れてきた通り、有明エリアはおぼん明けから在庫が増加傾向で、比較的相場に近い募集も増えてきたなという印象でしたので、それらの物件がこのタイミングで急に売れ始めたという形かと思います。

有明エリアで物件を探されている方にとっては直近2ヵ月は好機でしたね!
今はまた在庫が大きく減少してしまったので、売主さんもさらに強気になる可能性が高そうです。

先週の動きをまとめると、

有明エリアの大幅な在庫減少により、湾岸エリア全体の在庫数の減少が加速した。

となります。


在庫が減少傾向である以上、価格はまだ強気に推移するものと予想します。