こんにちは!
ふじふじ太です!
これから毎週1回のペースで、サクっと湾岸エリアの市場分析レポートをお届けしていきたいと思います。
長らく湾岸エリアで中古マンションの取引データを追っていると、供給数と成約価格には相関関係があることがわかってきました。
供給数とは、市場で売り出している物件の数を指します。
例えば、物件の供給数が増えてくれば成約価格は下落傾向になり、供給数が減少していけば成約価格は上昇傾向になるというイメージです。
また、成約価格は供給数の遅行指数であることも見えてきました。
その差はざっくり2ヵ月程度です。
2022年を例に出すと、
2022年1月から供給数が増え始め、3月から価格が下がり始めました。
また、5月から供給数が減り始め、7月から価格が上がり始めております。
結果論かもしれませんので、この傾向が必ず正しいとも限りませんが、中古マンションは需給バランスで価格が決まる側面があると考えると、「供給数の推移」は今後の価格を予想するひとつの目安にはなるかと考えております。
ということで、いち早く最新の市場動向をキャッチできるよう、供給数の推移を毎週発信していきたいと思います!
こういう感じで供給数データを更新しております。
↓↓
<<2022年8月29日時点での供給数増加率(過去4週平均比)>>
豊洲:-4.03%
晴海:-9.24%
東雲:+4.35%
勝どき・月島:+1.68%
有明:+4.20%
合計:-1.72%
図をご覧の通り、過去3ヵ月を振り返ると、基本的に真っ赤ですの供給数はどんどん減っているということがわかります。
直近の状況もそうですが、特に豊洲と晴海の供給数の減少が著しいですね。
8月22日の週については一時的に増加傾向になっており、供給数の減少率としてはやや下げ止まってきたようにも見えます。
<2022年9月5日時点のまとめ予想>
湾岸中古マンション価格は、「高止まり」が継続する傾向
豊洲と晴海エリアについては、まだ価格が上がる可能性高
以上となります!
ご講読頂き有難う御座いました!