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【湾岸マーケットレポート(2022年5月)】勝どきザ・タワー【ふじふじ太解説・勝どきエリア】

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
湾岸マンション価格ナビのふじふじ太です!



本日は勝どきエリアのトライスター型タワーマンション、勝どきザタワーについてマーケットレポートという形で最新の成約状況や価格について詳しくお伝えしていければと思いますので、よろしくお願いいたいます。

外観
フォレストカフェ
フィットネススタジオ
ライブラリーラウンジ

<<勝どきザ・タワーの価格は上がってますか?>>



はい、そうですね、結論上がっております。
こちらのグラフを一緒にご覧頂きたいのですが、こちらのグラフは2020年と2021年の成約単価の推移となっております。


結果を見ると、2年間で15.7%価格が上昇しております。


成約単価のばらつきは大きいですが成約数も多く、取引が活発に行われたということがわかります。
2021年末時点で、平均成約単価で400万円を超えてきた形ですね。

やはり物件価格の上昇の要因と言えば、何と言っても新築のパークタワー勝どきの開発による駅の拡張と商業施設の開発の期待感という点は大きいかと思います。



ただ、今回少しセオリーに反しているなと感じている点があって、一般的には新築価格の上昇が中古価格の上昇に繋がるのですが、コロナ特需とも呼べる急激な需要の増加に伴い、すぐに買うことができる中古価格が先に上がって、その結果新築価格も値上げするという非常にレアな状況になっております。



そのメンタルモデルとしては、引き渡しが4年後、3年後先になるのであれば、金利もどうなるかわからないし、新築は抽選倍率高いから当たるかわからないし、少々高くても先に中古買って住宅ローンを走らせた方が得だよね、長く待つよりも広くて快適な部屋に早く引っ越ししたいです、というニーズが、新築に住みたいというニーズを上回ったのだと思います。


それこそ勝どきエリアであれば新築の開発によってBRT含めて生活利便性も向上するし、豊海エリアの再開発・築地エリアの再開発もあるので将来性もあり、資産性という点でも安心感あるよねという背景もあるので、より選ばれやすいのだと考えます。




<<現在の売り出し状況はどう?>>

はい、現在募集数は結構増えてきました。
今年の始めの方は20件程度の売り出し数だったのですが、じわじわと募集数が増えてきている形で今は30件を超えております。


これは過去一年を振り返っても最も多い水準です。



この結果だけをみると、あれ勝どきザタワーついに売れなくなってきてまずいんじゃないかと、価格下がってきたのかと思われる方もいるかもしれませんが、決してそうではなく、よく募集の中身を見てみると、今募集している勝どきザ・タワーの平均の坪単価は480万円でして、過去の成約水準と比較して正直募集が強気すぎるので、そろそろ需要が追い付かなくなってきたという印象です。

ただ、今売主さんが強気に募集をしたくなる気持ちはわかります。


コロナ特需もありまして、中古価格が新築価格を押し上げるという構造が続いていた中で、今年に入って新築のパークタワー勝どきの販売価格はさらに値上げとなりました。


直近のパークタワー勝どきのスーペリアタイプの平均募集単価が495万円ですから、勝どきザタワーもその水準を少々下回るくらいで成約できるのではないかという期待感があるのだと思います。



とは言え、新築の引き渡しもいよいよ2年を切ってきましたし、買い手側の心理として2年弱待てば新築に住めると思えば、今新築価格並みの中古を買うよりも、当たるかわからないけど新築で粘りたい、当たらないなら2024年の一斉中古売り出しのタイミングを待ちたいという方の割合が、そろそろ徐々に増えてくるタイミングかもしれません。




<<今買うならいくらくらいが妥当ですか?>>



はい、今の所先ほどのグラフと直近の成約状況をみると、ボリュームゾーンとしては坪単価400万円~420万円程度になるかなと思います。
例えば73㎡・3LDK・中層階で9000万円前後くらいになるイメージですね。



もちろん、方角や階数によっても大きく単価は変わってきましたし、勝どきザタワーは成約単価の振れ幅が大きくて相場があまり安定していないように見えますので、一部屋一部屋しっかり吟味する必要がありますね。

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