スーモのデータ調査によると、住宅購入の検討時間には、約半数の方が半年以内に物件を決定させるという結果になっております。

中古仲介の現場に立つ者として数々の取引を見た側からすると、「本当に良い物件」というのは、即決まってきまいます。中古物件はその部屋単位の取引ですので、一度スルーしてしまうと二度と購入できるチャンスは回ってきません。
そのため、家探しの序盤でとてもお客様にとって良い物件が見つかったとしても、お客様の思考として「自分は十分に検討したか」という迷ってしまって、意思決定がなかなかできない。そばから見ると実にもどかしいという事例を何度か見てきました。

もちろん、家探しは一生に何度もある買い物ではないため、ある意味当然の結果かもしれません。お客様が十分に時間をかけて検討した、という納得感というのも満足のゆく中古マンション取引にとって重要なファクターです。
私が聞いた事例の中では、5年以上かけて物件を探されている方もいらっしゃいます。
結局、検討の間に全体的な相場が上がってしまい、序盤の頃のほうが選択肢が広かったとおっしゃっていましたが・・・

探し始めかどうかの時期に関わらず、どのタイミングで優良物件に出会えるかどうかは本当にご縁次第となります。
価格面含めて優良な物件かどうかを見分けるには、やはり地域の正しい成約情報を知り、相場を知っていれば、良い物件に出会えた時の意思決定も早くできるかと思います。

ご自身で情報収集をしているからこそ、購入価格の目安を想定でき、ご満足のできるお取引ができます。
出会ったばかりの関係の浅い不動産会社の担当にいくら割安ですと言われても、疑ってしまうのは人の心理です。

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