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仲介物件と売主物件

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

中古物件を購入しようとすると、まず始めるのが不動産ポータルサイトのチェックかと思われます。
(もちろん、このメルマガ経由で条件等などを問い合わせしていただければ、こちらからフォローさせていただきます)
その時に、チェックしていただきたいのは「取引態様」という欄です。
こちらには、「仲介」「代理」「売主」という文言が入りますが、湾岸物件ですとほとんどの場合仲介となりますが、最近の入居が始まったばかりの築浅マンションですと「売主」という物件もちらほら見られます。

この2つの違いは、
仲介:基本的に個人もしくは不動産会社ではない法人が売主。不動産会社は仲介店として購入者を探す。
売主:持ち主が売り出している。不動産会社が持ち主として手持ち物件を売り出す。

という違いがあります。

売主業者より直接物件を購入する場合は仲介手数料がかからないため、その方が良いではないか?と思われるかもしれませんが、仲介手数料以上の利益が物件価格に上乗せされるため、売出価格は相場より若干高くなることが多くなります。

もちろん、不動産は一物一価ですから、売主物件といえども間取りや方角、眺望などその部屋にしかない「価値」を見つけられるなら購入するのもよろしいかと考えます。若干築年数が経ったマンションは綺麗に内装が整えられてから売り出されるので、棟内他のお住まい中の仲介物件と比べて若干高くても魅力的に見えることもございます。

なぜこのお話をしたかといえば、今週のKACHIDOKI THE TOWERの新規物件があまりにも多かったため調べたところ、このうちいくつかは、売主物件の新規発生だったからでした。

KACHIDOKI THE TOWERは、新築分譲時と現在の相場環境が違うため、こうした売主物件の発生が一定数現れます。
こうした物件は、分譲時期と入居時期に期間のズレがある物件に多く見られます。