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<<現況分析20200327 ~湾岸エリアの価格について~>>

湾ナビ編集部
湾ナビ編集部

こんにちは!
ふじふじ太です!



今週末は東京都内での「外出自粛要請」もあるのか、ご案内等の動きも少なく湾岸不動産市場もやや停滞気味です。



また、ひとまずオリンピックは中止ではなく延期で決定をしたことで、私も湾岸民としてほっといたしました。
オリンピック中止の警戒感は解かれましたが、まだまだ油断はできない状況です。





さて、今週の湾岸エリアの取引ですが、「成約が異常に少ない」です。

1週間で成約が5件のみとなり、前年との比較では3分の1の水準です。


新着数と値下げ数は相変わらず平均以上をキープして多い水準ですので、供給過多の模様です。



大抵は月末近くになると成約数が増えるものなのですが、この繁忙期の月末で成約数5件は「異常に少ない水準」と言わざるを得ません。


ただ、よくよく中身を見てみると、今のところ成約相場が特別安いということはございません。



値下げ物件を見ても、中には成約相場に近い物件もありますが、多くは正直成約相場よりまだ高値となっておりますので強気の募集が続いていると言えます。


新規・値下げが多く成約が少ない水準が今後も続くと、需要と供給のバランスから価格が下がり始めるのは自然の摂理です。



今後については予測しにくい状況が続きますが、買い手側に警戒感が強いことは事実ですので、今までの売り手市場が少しずつ弱くなっていくかもしれません。


「成約相場」が下がり始めるのはいつになるのか、そもそも本当にその時がくるのか、今後の動きに注目していきます。



データ管理していると、「売り止め」を選択をされるオーナーも少なからずいらっしゃることに気が付きます。


相場は上がったり下がったりするものですので、焦らず長期保有や賃貸という選択もひとつだと思います。