こんにちは!
辛口マンション評論家のマンションウナギです。
今回は、雑誌「SUUMO」に「マンション価格上昇率TOP50市区」という面白い特集がありましたので、ランキングをご紹介するとともに私の見解を述べたいと思います。
動画でも解説しておりますので、是非ご視聴ください!
「マンション価格上昇率TOP50市区」ランキングでは、築20年のマンションの中古流通価格が新築時の価格と比較して、どれだけ変化(上昇or下落)したかが、首都圏の行政区別でまとめられています。
早速ですが、ランキングの発表です!
一都三県の市区町村の合計は212。
50位の埼玉県川越市でプラス2.9%なので、首都圏では築20年経っても4分の1のエリアのマンションがプラスで売れているというのは凄いですよね!
1位~10位までは東京23区の中でも千代田区や港区など都心エリアが多くランクインしていますが、その中でも4位の台東区、6位の江東区、8位の墨田区など城東エリアが多くランクインしている点は注目です!
城東エリアの多くは利便性が高いのですが、エリアのイメージがそこまで良くなくて安値で放置されていたものが、近年見直されてきたという理由があります。
一方、34位の世田谷区(城南エリア)はブランドイメージが高く、元々の価格が高かった。
静かで良いところなのですが、駅やスーパーなど商業施設が遠く、交通利便性や生活利便性に難があるエリアもあります。
再開発も都内の他エリアに比べると少なく、やや物足りない面もあります。
投資のセオリーで「人の行く裏に道あり花の山」という格言があります。
マンションに置き換えると「一般の人に注目されていないけど利便性は高い」ポテンシャルのある場所が狙い目であると言えます。
仮想通貨は誰も注目していない時期に買っていれば何百倍にもなりました。
今、新築マンションが建築されているエリアで「利便性は高いけど、エリアのイメージは高くない」狙い目の場所というと小岩や十条などがあります。
しかしながら、最近の新築マンションは「再開発によってエリアイメージが向上した分の価値が織り込まれた価格」設定になっていることも多いので、注意が必要です!
個別の物件の価格について気になる方は、マンションウナギの個別相談をご利用ください。
今回は「マンション価格上昇率TOP50市区」というテーマでコラムを書きました。
マンションウナギは今後も「モデルルームでは聞けない話」を交えながら情報を発信し、不動産業者と一般ユーザーの情報格差を解消することを目指していきます。
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