三井健太のマンション相談室(http://www.syuppanservice.com)
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【売れ残りマンションに福はありますか?】
このようなご質問がときどきあります。お答えは以下のようなものです。
人気のある物件はすぐに完売します。遅くとも竣工する前に完売してしまいます。従って、売れ残りマンションには何か問題があるのです。立地条件が悪いか、近隣に嫌悪施設があるなどの環境に何か落とし穴があるのかもしれません。売主の経営状態が悪く、倒産の可能性が噂されているのかもしれません。
売主が倒産すると、購入後に構造の欠陥や雨漏り等の大きな問題が発生した場合の瑕疵担責任は保険がカバーするので、問題はないですが、売主が独自で約束しているアフターサービスは受けられなくなります。
こんな例は滅多にあるものではないので、単純に売主のブランド力が低いために売れ行きが悪いということかもしれませんね。
モデルルームを見てがっかりして帰る人が多いのかもしれません。がっかりの理由は天井が低いとか、下がり天井が大き過ぎて圧迫感が強い、あるいはスペックが残念なレベルであるといったことかもしれません。
売れないマンションには売れない理由が必ず存在します。売れ残っている理由を確かめることが必要です。専門家、あるいは近所のライバル物件のモデルルームを覗いて、それとなく聞いてみるのが一番早いかもしれません。
例外もあります。完売したはずの人気マンションが竣工時点に突然空きが出る
ことがあるのです。理由は、契約のキャンセルです。
持ち家の処分が予定内の価格でできずに解約になるケースはたまにあるの
です。転勤が理由のキャンセルもあります。
但し、人気マンションのキャンセル情報がチラシのような広告で一般に知らされることはありません。あるとしたら、それは真っ赤な嘘で、単なる売れ残りです。本物のキャンセル住戸は、売主が募集している友の会会員になるなどして、情報の提供を待つしかありません。しかし、空きが出る保証もありません。
売れ残りマンションが20%、1000万円値引きするという通知が届いたとします。このようなケースは「残り物に福」とは言えないでしょうか?
20%も値引きしなければ売れない物件ということですね。20%引きで適正価格になったのです。それを「福」とするかどうかは考え方次第です。
20%引きする物件は、極度の売れ行き不振マンションと言わざるを得ません。そのような物件は20%引きや1000万円引きにつられて買うのは疑問です。なぜなら、何かしら大きな欠点、弱点を抱える物件なので、もっと安くないとリセールの際に大損する危険があるからです。
では、売れ残りに福はないと結論付けていいのでしょうか?
例外もないことはないのです。たとえば、このようなケースです。
条件の良い住戸の中には、高く値付けしてしまったために売れ行きが鈍いということがあります。高い価値を持つマンションの中の高い価値を持つ住戸は、少々高くてもリセールの際に有利に買い手を見つけることができるものです。
従って、高過ぎて売れ残っただけなら、10%程度の値引きでも購入する価値はあるのです。これなどは「福」が天から降ってきたと言っても良いかもしれません。
終わり
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